トリハロメタンとは
水道は、細菌汚染を防止するため水道法に基づき、次亜塩素酸ナトリウムという消毒剤を用いています。次亜塩素酸ナトリウムは、消毒効果のほかに酸化作用もあり、鉄、マンガンなどの金属を酸化したり、アンモニア性窒素や有機物を分解する作用があります。
しかし、この消毒剤が原水中の有機物と反応して有機塩素化合物、すなわちトリハロメタンを生成します。企業団では水道水中のトリハロメタン量について、水質検査を行い、健康に害のない量であることを確認しています。トリハロメタンは、沸騰後さらに約15分煮沸すれば取り除くことができます。